九州から(小野寺、安藤、布施、若杉、佐藤)


                        

                        
―九州出身のメンバー3名と九州の社会人チームでプレー経験のある2名の計5名に集まってもらいました。 学生時代の思い出話や九州ラクロッサーへのメッセージ等について話してもらおうと思っています。よろしくお願いします!
 
九州人よろしくお願いします!
 
―まずは、九州から見た関東のチームについて話してもらおうと思います。まずは九州のレジェンド布施君からお願いします。
 
布施 笑。僕レジェンドではないですよ!
率直に言うと、九州から見て関東は規模や選手の質等、様々な面が上だと思います。(※1)
僕は大学2年生のユース選手権で関東の選手とは試合をしていたんで、なんとなーくレベルの違いは感じていました。でも、1番差を感じたのは夏のリーグ戦を見たときですね。
生の関東の学生リーグ戦(ファイナル4)観たのは、僕が大学3年生になってからでしたが、学生でもかなりレベルの高い試合をしていて驚きました。 DVDでは何回も観ていたのでレベルの違いを分かっているつもりでしたが、生で観ると全然違いましたしね。
他にも試合の応援が凄かったのを覚えてます。応援団やチアリーダーは勿論のこと、保護者だとかラクロスとは全然関係のない人も応援に来ていて、 それでもって大学のTシャツなんかも販売してるし。。。正直『環境が全然違うな』って思いました。
 
※1 学生選手権の優勝校はすべて関東の大学となっている。(一橋大学、早稲田大学、慶応大学)
 
 
 
―次は若杉君、どうでしょうか?
 
若杉 大学3年生までは、全く手の届かない雲の上の存在だと思っていました。 早稲田や慶應、ファルコンズのビデオを見ても、とても自分にできるプレーでは無いように感じましたし、チームとしてもメンツを揃えることは不可能だと。 ビデオでしか見てなかったから、余計に美化されたのだと思います。
その考えが変わったのは4年生になってからですね。コーチとして横国大の方を招き、実際に関東の考え方を知ることが出来始めました。 プレー面もそうですが、チームの運営まで全てを教えていただきました。その時にチームとして変革期を迎えて、 同時に私個人としてもプレーの幅とチームへの関わり方も大きく変わったと思います。
その後は、自分も九州大というチームも、関東に対する目線が「羨望」から「目標」にはっきり変わった事を今でも覚えています。
まあ、九州を勝ち上がって関東まで到達するには、地区予選など途方もない道のりがあるのですが…笑
 
―そんな若杉君の後輩で学生時代3地区を勝ち抜いた時のキャプテン、佐藤君はどうでした?
 
佐藤 そうですね。正直、関東のクラブチームと言われると、全く歯が立たないチームだと思ってました。
でも、学生相手であれば、なんとかなるのではないか?と淡い期待をしていました。若杉さんの話にもあったように、学生時代のコーチのお陰で意識が変わったのはあると思います。
学生選手権で関東のチームに当たる前に東海のチームに負けてしまったので、それを証明することができなかったんですけどね。 学生最後の試合は今でも悔しくて悔しくて夢に出てくることもあります。笑
 
 
 
―次に、なぜDesafioに入ったのか教えてください。
 
小野寺この質問はよく聞かれます。笑 一番の理由は自分の事を一番熱心に誘ってくれた事。
やっぱり自分を必要としてくれるところでないと、こんな年上の人がいきなり入ってきたら、周りに気を使われてお互いにやり辛いので。 デサは久保(※2)ぐらいしか有名選手がいないから、こんなスター選手のいないメンバーで勝つという事に意味があるし、やり甲斐があって楽しいでしょ。
 
※2 久保隆史 AT#27
 
 
 
安藤 んー、なぜなんでしょ? 昔、先輩が入っていたということは大きかったと思います。あとは、勢いです。すみません。嘘です。
まぁ、でも九州にいた時に対戦したことがあってどんなチームかを何となくわかっていたからというのはあると思います。 あと、九州に恩返しがしたいなと思って入ったのもあるかもしれません。 そんなこんなで九州から関東に行く時に何となくですが、デサに入ろっかなと考えていましたね!!
 
布施僕は社会人になって1年間はラクロスをしていなかったのですが、 やっぱりラクロスがしたくなって、知り合いの伝でサムライに参加したチームがデサフィーオでした。
なんかその時やっぱりラクロスが楽しくて、そのまま入団しましたね。 その時はどのチームでやりたいとかではなくて、ラクロスがやりたいと言う気持ちが強かったんですけど、デサフィーオは真面目でいいチームだなーっと思って即決しました。
九州遠征なんかでも試合をしたことがあって親近感ありましたしね。

 
―昨年度入団した若杉君、佐藤君はなぜDesafioだったのですか?
 
若杉 最初はゆうじさん(※3)に誘われたのがキッカケでした。
ゆうじさんとは、少しだけでしたがInfinityで一緒にプレーして、僕のプレーを知った上でデサに誘って頂いた事が嬉しくて入りました。
九州を出る時には、ある程度自信を持ってプレーをできるようになっていましたし、それが認められた気がしました。
そして、チームの雰囲気が良かったので即決でしたね!
もう一つ大きかったのが、当時のキャプテンの西さん(※4)が居たこと。西さんは九大の先輩で、レジェンドでした。 学年は被らなかったですが、すごい先輩がいたと語り継がれていました。そんな人がキャプテンをしているチームでラクロスをしたいと思ったのもあります。
 
※3 安藤有司 MF#15
※4 2014年キャプテン 西秀隆
 
 
佐藤僕の場合、自分が現役だった時のコーチに、『東京行ってもラクロスやれよ。』と言われていたのでどこかで続けようと思ってました。
社会人になって上京してしばらくは仕事でいっぱいいっぱいでラクロスどころではなかったのですが、会社の先輩であるピピンさん(※5)から誘われたり、 当時のキャプテンが大学の先輩の西さんだったことに影響されて、デサを選びました。
 
※5 山本雄樹 MF#3
 
―なるほど、知っている先輩がいたというのは結構大きいですね!そういえば、デサがここ何年か行っている九州遠征は九州の方から見てどうなのでしょうか?
 
若杉九州にいた頃は毎年楽しみにしていましたね!
練習メニューを教えてもらっては色々取り入れていましたし、「デサグラボー」とか「デサブレイク」とかメニュー名になってるのもありましたね。
それだけデサの遠征が九州に与えている影響は大きいと思いますし、今の自分としても関東のラクロスを九州に持ち帰らなければなと遠征に対する思いは強くなりました。
東京に出てくる前、九州の社会人チームInfinityに所属していた時は「倒してやろう」と思っていましたが、まあ全然無理でした。笑
 
佐藤一番印象に残っているのは、すごく献身的に教えてくださったことです。
また、遠征では試合をして関東との差を感じるだけでしたが、練習や一緒にプレーすることでその違いをより深く理解することができました。
あと、僕が大学2年生の時、今期副キャプテンの増田さん(※6)と連絡先を交換しちゃいました。とっても嬉しかったですね!
 
※6 2015年副キャプテン 増田啓 DF#78
 
布施学生の時はボコボコに負けました。
久保さんの1on1とシュートが半端なくてビビりました。笑
試合後にあるクリニックでは丁寧にいろいろ教えてもらいましたね!
特にけいじゅさん(※7)には大変お世話になりました。この場を借りてお礼を言わせてもらいます!

あざます!
 
※7 長島圭樹 MF#28
 
小野寺自分は関東のクラブチームでずっとデサと対戦してきたので、本気でデサに勝つつもりで試合してました。 遠征でベストメンバーじゃないデサになんて負けたくない!と。 でも試合の前日の飲み会で、久保と負けた方が土下座という勝負をして、あっさり土下座させられたけど。 個人的には、こんな俺でもデサ相手に通用するんだぞ!というところを九州の人達に見せたかったので一人で必死でした。
結果的に九州遠征がなかったらデサに入る事はなかったと思います。
 
安藤僕もデラさんと一緒で絶対にデサに勝つ気で試合してました。
関西のクラブチームに所属していた時に関東のチームと試合をして、自分の中で絶対に勝てないと思わなかったので。 といいつつ勝ったことないんですけどね。笑 九州のラクロッサー達がとても楽しみにしていることは何となくわかりましたし、自分自身、関東のクラブチームと試合する機会は中々なかったので、非常に貴重な経験でした。 先ほども言いましたが、この九州遠征でデサに興味が湧きましたね!

 
―最後に九州の学生に何かアドバイスをお願いします!
 
小野寺学生に限らず九州のラクロスプレーヤーで関東で通用する人は結構いると思うんだけど、最初から諦めてる人が多いのは寂しい。 『ラクロス大好き!』って学生の時に散々言ってたのに卒業した途端に『社会人ではやりませーん!』って。そういう人が多いかな。 自分が大学生の時の関東もそんな感じだったので、感覚としては20年くらい遅れてるかなと。学生ではたった4年しかやってないんだから本当に上手くなって面白さがわかるのは社会人になってから。 自分は社会人19年目だけど、まだまだ上手くなりたいと思ってるし、新たな発見も常にある。九州の学生達には是非社会人になっても続けて欲しいです。
 
 
安藤僕もデラさんに同感です。九州のラクロッサーで関東でも通用する人はいると思ってます。 でも、関東という名前だけで無理だと決めつけてしまう人が結構いるような気がします。 一度チャレンジしてみてもいいんじゃないかなと思います。何が通用するかなんてやってみないとわからないから。 意外となんとかなるし、なによりおもしろいですよ!
 
 
布施 社会人になってもラクロスは続けてほしいです。まだまだ上手くなれるし、4年程度でやり切った!っていうのはちょっと違うかなと。 他のスポーツ、例えば野球に例えるとまだリトルリーグも終わってないみたいな笑 まだまだやり切れます。 あとは、もっと他の地域の選手と交流すること。例えばシーズンの最初に1人で練習に参加させてもらうとか。僕は学生のもっと早い段階でやっとけば良かったと後悔してます。 生で関東の試合を観たのは3年生ですからね。遅過ぎました。 結構練習に参加してみると、グラウンド事情が九州の学生の方が断然よかったり(強いチームでも関東は学校外の河川敷で練習してるようなチームが多いです) また、練習の効率化とか狙いが凄く綿密に考えられてたり、色々参考になります。 百聞は一見にしかず。 積極的にチャレンジして欲しいです。
 
 
若杉 自信を持つまで努力する事が大切だと思います。目標が関東であるならば、関東の学生よりシュートを打った、関東の学生より1on1をした、関東の学生より長い時間グラウンドにいたと、何か一つでも関東に勝てる要素を作ることです。 九州はいつでも使えるグラウンドに恵まれています(田舎ですから)。僕は4年生の時には、誰よりも長くグラウンドにいた自信があります。「1年生の頃からそれができていればもっと上手くなれたのにな…」と後悔もしています。 自信をつける具体的な行動をして下さい。 あとは、九州のラクロスの現状を知ってください。関東は先に進んでいます。人に聞いたり、足を運んで体験したり、もっと知ることが大切です。
 
佐藤 九州と関東で環境の差というものは非常に大きいと思う。 例えば日本代表の選手がいるチームと合同練習や練習試合ができるとか、日本代表の練習や試合を見ることができるといったこと。 でも、いつでも自主練出来る環境は関東にはないので、九州の学生はもっとそこを活かしていってほしいと思います。 知識やイメージの差というのは、海外からDVDを取り寄せたり、今はYOUTUBEいろいろな動画が豊富にありいつでもどこでも見ることができます。 まだまだ、九州でできることがあるので東海、関西を脅かす存在になっていってほしいですね。期待しています。
 
 
―以上です。ありがとうございました!九州のみなさん!ぜひ、DESAFIOへ!